2012年7月
活版印刷
2012-07-17
こんにちは。プレス事業部の村上です。
業務としては小さいオフセット印刷機と活版印刷機を扱っています。
私からは、昨年から始まった新サービス「あじ名刺」の印刷に使用している活版印刷のお話をしたいと思います。
そもそも活版印刷というのは、判子や版画のように凹凸を利用して印刷する技術。
活字と呼ばれるものを一字一字ピックアップした後、組版して印刷していくのです。
文字通り一字一字「物として存在する」為、版を組むのはとても大変で、保管をするにもかなりのスペースを要します。
その為DTPが進化した昨今では、オフセット印刷やオンデマンドが印刷のメインとなっているのです。
それでも最近は活版印刷機で印刷した名刺やポストカード類を街で見掛けることが多くなりました。可愛いものがたくさんあります。
弊社でもデザイナーのお客様から名刺やDM等の活版印刷の仕事が増えつつあります。
樹脂版を利用するのでロゴやイラストが気軽に印刷出来ます。
きっと、オフセットでは表現出来ない凹凸の微妙な加減、カスレ、はたまたオフセット印刷と組み合わされたデザインのもの等、デジタルだけでは感じられないアナログ感が人々の心を惹きつけるのだと思います。
弊社での新サービス「あじ名刺」は昔ながらの活版印刷機で刷る本物の名刺、今まであまり弊社のことを知らなかった方にも是非ご利用いただけたらと思います。
もちろん、名刺以外の印刷も承っておりますのでお気軽にご相談ください。
ブログというより宣伝になってしまいましたね。
それでは次回はアナログからデジタルへ、オフセット印刷を語るに欠かせない刷版についてデジタル事業部の高雄さんにお話してもらいましょう!
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