今年も出展します。
ISOT。http://www.isot.jp/
2015年7月8日(水)~10日(金)東京ビッグサイトです。
でももう今年を最後にします。
我々の企業規模で東京での展示会に出展するのは色々大変なのです。
コストはもちろんですが、労力も大変なものなのです。
最後なので少しブースを広くしました。
最後だと宣言しておかなければ心が揺れるかもしれませんので、今一度最後の出展だと宣言します。
多くのお客様にお越しいただき気分が高揚しているところへやって来る主催会社の営業マン。
「今来年のブースを契約していただきますと、とてもいい位置を確保できますよ。」
この言葉に心を奪われそうになってしまうことは間違いありません。
今年でISOTを卒業します!
最後のISOTでは神戸派計画の商品を紹介するのはもちろんですが、OEMやノベルティサービスを展開する神戸派工場のコーナーも設けます。
私も会期中ブースに立つ予定でいますので、皆様とお会いできることを楽しみにしております。
その前にSOPTECとうほく2015にお邪魔します。http://www.miyagi-pia.or.jp/soptec/
2015年7月4日(土)仙台卸商センター産業見本市会館「サンフェスタ」です。
神戸の印刷会社が印刷需要が減少する中、ジタバタと色々模索している様子を話せということなので行ってきます。
4年前の同じ会でも東日本大震災の被災者の皆さんへ阪神淡路大震災の同業者の被災者として話をする機会をいただきました。
こうして同業者の皆さんへ話をさせていただくことは、自分たちの取り組みを客観的に見直す機会にもなり本当にありがたいことです。
また逆に色々な方からご意見をいただくなど為になることが多いので、恐れ多いですができるだけ引き受けさせていただくことにしています。
東北の皆様にお会いできることがとても楽しみです。
前夜の牛タンも楽しみですが・・・。
仙台か東京でお会いしましょう!
11年
当社社屋に「社長室」という部屋がある。
今から12年程前に完成した現社屋にできたこの部屋を先々代も先代も使っていなかったが、現場を離れもともと営業部員でもなかった私はこの部屋に入らざるを得なかった。
寂しいので部屋のドアは開けっ放しではあるが・・・。
この部屋の片隅に兄貴の骨がある。
先代をまだ半分しか納骨していない。
不同沈下による社屋の傾斜に悩まされていた我々は今世紀に入るとほぼ同時に社屋の改修計画を進めた。
当初は社屋の基礎部分にジャッキを埋め込み、建物の水平を保つ工事をしようとしていたが、そのような改修よりも印刷会社にふさわしい建物を新築する道を主張したのが兄だった。
そうして2002年の6月から半年間印刷はほぼ全て外注に依存し、新社屋建築計画を実行に移したのである。
この事業を見届けた先々代である父は社長を退き、2003年11月に兄が社長に就任した。
ところがその半年後に突然奴はあの世に行ってしまった。
たくさんのものを残してくれたが、中でも大きかったのは返済が始まったばかりの社屋新築のための借入金。
この借入金を完済するまでは成仏させるつもりがなく、10年以上もの間そばに居てもらっていたのだ。
当初この借入金の最終返済日は2015年12月20日だった。
他の運転資金等の借入金は金利等の条件を考慮し、繰り上げて返済したり借り換えしたりしたのだが、この借入金だけはずっとそのまま12年間おいておこうと決めていた。
しかし今年に入り残り1年を切ったことから色々な条件を考えて意地を張らずに少しだけ早めに完済することにした。
先日その手続きを終えた時、何か一つの大きな荷物を置いたような気になり充実感を覚えたと同時に、寂しい気持ちにもなった。
兄貴と一緒に取り組んできたものの中で最も大きいものが終わって、離れてしまったような気になったのだ。
もちろん今取り組んでいるものは全て一連の流れの中にある訳だから、先代までが作り上げてくれたものの延長線上にあり、離れていることなど全く無いのだけれど象徴的なものの一つが終わったことは事実なので寂寥感が少しある。
でも経営者としては借入金が少しでも減ったことを素直に喜ばなければならないし、返済できたことに感謝しなければならない。
これからも設備投資等を積極的に行っていけるよう取り組んでいきたいと思っているが、これらは全て先人たちが築いてくれたものの上に積み上げていくものであることを忘れずにいたい。
たくさんの先輩たちがこの世を去った。
たくさんの先輩たちがあの世から我々を見守っていてくれていることだろう。
感謝の気持ちを新たに、先輩たちとの再会の日をできるだけ先にするよう頑張る。
あれから11年の日にあらためて。
そろそろ成仏させてやることを考えなきゃならないか・・・。
急げば今年のホワイトデーにも間に合いそう
ホワイトデーのお返しにいかがでしょうか?
この封筒にiiroを入れると、丸窓から覗いた3本のストライプあるいは4つのドットが乙女心をくすぐるはず。
私のおっさん心は大いにくすぐられておりますので、ホワイトデーに限らずちょっとしたお礼に常備しておくのもいいかもしれませんね。
直射日光に当てなければ比較的長期の保存も可能ですから・・・。
いかがですか?
https://fromkobe.jp/contents/1-70.html
こちらは封筒3枚セットです。(iiroは別売です。)
評価
もちろんプラスのご評価をいただけることは最も嬉しいことですが、そうでないご評価やご意見をいただくこともありがたいことです。
現在発売中の雑誌に当社製品についての記事がありました。
当社が万年筆用に開発した紙「GRAPHILO」についてかなり酷評されてしまいました。
しかしその内容は真剣に当社の製品を評価してくださったものでした。
我々が提案する「ぬらぬら感」と評価された方のそれは違うもののようでしたが、これは主観によるものですから違うことも当然あるでしょう。
しかしながらインクの乾燥が遅いというものは我々も認識していたこの紙の弱点でありますから、しっかり評価してくださったと思います。
筆記時の感触・裏抜け防止を重んじた時、どうしても乾燥に時間が掛かるということに目を瞑らざるを得ませんでした。
GRAPHILO関連商品に吸取紙は不可欠ですね。
ということもあり吸取紙関連商品を近日発売予定です。
これからも皆さまのご意見を参考にさせていただき、商品開発に努めていこうと思いました。
感謝。
2014年最終日
本年もありがとうございました。
大和出版印刷株式会社、2014年を終えることができました。
来年は我々の手で皆さまのお役に立ち、自らの力で一年を過ごしていきたいと思います。
積極的・能動的な組織になることをお誓いして今年一年のお礼としたいと思います。
本年のご愛顧、誠にありがとうございました。
逆も・・・
買ってみました。
逆はどうですか?真ですか?
方眼ノートを使うと頭がよくなるでしょうか・・・。
試してみる価値はありそうです。
あ、いい方眼ノートありますよ(^_^;)
http://fromkobe.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=1934450&csid=0
OUDÉ|ウデ
私はとても不器用です。
釣り糸が絡めば悪戦苦闘の末、結局切る以外の方法で解決できたことがありません。
図画工作の授業では、彫刻刀を持てば怪我をするし、粘土で作ったカブトムシは自信満々の完成形にもかかわらず見た全員が首を傾げ空想上の生物かと悩む始末。
私が芸人なら「絵心ない芸人」の一番左に立っていたことでしょう。
にもかかわらず、いや、だからこそ美しく完成されたものが好きなのです。
だから製造業者として良いモノづくりにこだわりたいのです。
その尊さを知っていると自負しているのです。
人は自分にないものを欲しがると言います。
私の周りにはとても上手にモノを作る人がいます。
材料にこだわり、その材料の良さを引き出すために腕を磨き続けている人がいます。
モノに対する知識と共に愛情を深め続ける職人がいます。
そういう方々とのワクワクするモノ作りをしていきたいと思います。
第一弾は私の最も愛する職人との協業。
革選びからずっと楽しい作業です。
できあがりました。
数量限定です。
毎年あっという間に売り切れます。
お早めにどうぞ!
でも多分あっという間に売り切れます。
ごめんなさい。
第二弾以降もお楽しみに!
わざとらしい?
最近の新聞記事の上では「円安」「株高」の文字が踊るようですね。
本業のみに邁進してきた当社は投資等に縁がなく、この類の景気の良い話は遠いものです。
先日の記事には「利益2兆円」って・・・。
逆に原材料等の高騰を製品価格にうまく転嫁できず、もがき苦しんでいるのが当社の現状です。
しかしそんなことを嘆いてばかりもいられません。
しっかり前を向いて新しいことに挑戦していかなければならないと思っています。
そういう取り組みが今のお客様への情報提供等の役立ちにも繋がると信じています。
そうそう新聞記事と言えば、そんな当社のジタバタを神戸新聞さんが記事にしてくれるそうです。
今週日曜日(11/9)掲載予定です。
どんな記事になっているのか私も楽しみです。
涙なみだ
年々、いや日々涙腺が緩くなってきて困っています。
スーパーキッズオーケストラに関する番組はもちろん、ビデオで何度も見てセリフを覚えてしまっている財前教授と里見先生の会話のシーンでも、涙がボロボロ流れて止まりません。
ポロポロではなくボロボロです。
歳を重ねると涙もろくなると言われていますが、なぜなのでしょうか?
とうとう「和風総本家」でも・・・。
あの番組素晴らしいですよね。
特に「世界で見つけたMade in Japan」にはやられます。
あの番組に取り上げられる人物をこの会社から輩出することが私の夢です。
http://www.tv-osaka.co.jp/ip4/wafu/
GRAPHILO(グラフィーロ)
先日発売された『趣味の文具箱Vol.31』で当社が開発した万年筆専用紙「GRAPHILO(グラフィーロ)」を取り上げていただきました。
スマートフォン等デジタル携帯端末での情報のやりとりが盛んになる中で、対極的位置にある万年筆にスポットライトが当たるのは、バランスを保つという意味において実は至極当然のことかもしれません。
それほど大きな市場があるとは思えませんが、これからもこだわりのモノ作りをしていこうと思います。
そんな顔には見えませんが、意外と真摯に向き合っているのです。