本当に凄く格好いい!

先日久しぶりに映画を観に行ってきました。ウィル・スミス主演の「7つの贈り物」という映画です。
私はウィル・スミスが好きなのでよく彼の出演している映画をDVDで観るのですが、先日この映画のPRのために来日していた彼をテレビで見た時、彼のサービス精神の旺盛さやユーモアのセンスにますます彼のファンになってしまい映画館まで足を運んだのです。
ストーリーをバラしてしまうのは良くないでしょうから内容については一切触れませんが、彼が出演しているということだけでお薦めしてしまいます。
しかし、私が映画館に足を運んだ理由はウィル・スミス主演、気晴らしという二つだけではありません。もう一つ私を映画館に引き寄せたものがあります。
それは、
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これです。
これは当社にある最も古い印刷機で約50年前のものです。
今も当社では現役で働き続けているこの古い印刷機がなぜウィル・スミス主演の映画と関係があるのか不思議な気がしますが、この映画のTVCMにチラッとこの機械が映っていたように見えたのです。それを確認するためにも早くこの映画が観たかったという訳です。
私が今まで見たこの機械を触っている人は、今もこの機械を操作している当社の最高齢職人のミキさんと以前当社にお勤めだったナベさん、そしてこの映画の主演2人の計4人だけです。
ウィル・スミスと一緒かよ、う~ん・・・ミキさん、ナベさん、マジすげぇ!かっけぇ!

またまた、モタモタ

してる間に先に書かれてしまった。(書いていただいた。)
ここで私が書こうとしていたこと全てをお読みいただけます。
そういうことですので、私は次の段階に進んだときに書こうと思います。
ありがとうございます。>鞄・・・いやブログ職人!

20090209-20090211

親父が死んだ。今週月曜日の午後9時45分。自宅でおふくろだけに看取られて。
私はその時三宮で飲んでいた。実家に立ち寄ることも考えていたので、もしかしたら死に目に会えていたかもしれないが、前日の夜に爪を切ってしまったため会えなかった。
仕事では5年ほど前に一線を退いていたので特に大きく変わることなく今日も日々の仕事は続いている。でも今日も日々の仕事を続けさせてもらえているのは間違いなく親父のお陰だ。じいさんでなければ会社は興せなかっただろう。でも親父でなければ会社を育て守ることはできなかった。
会社での「武部」は私一人になってしまった。しかし何年も前から武部商店的な部分は消えていたので、心細さも何もない。頼りになる社員、信頼できる協力会社、愛してくださるお客様に恵まれ私は本当に幸せな社長だと思う。
一昨日の通夜、昨日の葬儀の間ずっとそのことを感じっぱなしだった。武部健也の人生だけは誰にも譲りたくないと思っている。そう思わせてくれた親父には本当に心から感謝している。
親父は11年前、前立腺ガンの胸椎転移により右足が麻痺した。それはそれほど重いものではなかったが、次第に外出しなくなりこの2年くらいは自宅でおふくろの介護を受ける日々になってしまった。おふくろは昔看護師をしていたこともあり、入浴に至るまでほぼ全てのことを一人でやり遂げた。ごくたまに私に愚痴をこぼすことがあったが、小さな体でやり遂げた。痴呆が進んでしまった親父からは感謝の言葉どころか罵る言葉、腕には無数の傷、大きく曲げられたメガネ、夜通し大きな声で喚かれて眠れぬ日々、手元にあるものを投げつけられ、食物は床に捨てられる。そんな目に遭いながらもやり遂げた。
2月9日の夜、おふくろは呼吸が停止した親父を必死で蘇生させようと頑張ったらしい。力を使いすぎて2時間経っても手が震えていた。肋骨を折ってしまったかもしれないとも言っていた。おふくろは必死で親父を生き返らせようとした。医師が来て宣告されるまで必死で生き返らせようとした。
親父はええかっこしいだったがその死に顔は決して凛々しく格好のいいものではなかった。しかし、口を半開きにし子どもの寝顔のように力が抜けて幸せそうに安心しきったそれは、紛れもなくおふくろの作品だった。見とれてしまった。いつまでも私の記憶に残り続ける最高傑作だった。

3年連続

もう既に仲間のブログ(革バカ万年筆バカ)で紹介されてしまいましたが、弊社が印刷品質を競うコンテストで3年連続金賞を受賞しました。奥ゆかしい私は昨年の金賞受賞についてこのブログでは書かなかったのですが、今年は一昨年に続いて自慢させていただきます。
今年の作品はこれ。
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12,000個以上の万年筆のペン先の上にイタリアの美しい赤の万年筆。デザイン等を評価されたことも嬉しいのですが、今年から審査員になった印刷バカに印刷品質を高く評価してもらったことがとても嬉しいです。
現在弊社の廊下。
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右から2006年審査員特別賞、2007~2009年金賞を受賞した作品を並べています。
本当は東京での授賞式の写真をお見せしようと思っていたのですが、撮影のために同行させた社員のセンスがゼロで、私がマイクを持って話している顔のアップばかりでした。
俺は演歌歌手ちゃうっちゅうねん!!
取り急ぎ受賞の自慢でした。
新潟のTさん!元気?あなたの顔を思いながら書きましたよ!また一緒に飲みましょう!

たまげた

今日の午後時間ができたので、厄除けに行ってきた。休日に行けばいいようなものだが、休日は人も多くそんな中での厄除けでは効果が薄いのではないかと思い、人出の少ないであろう平日の昼間を狙って行ったのだがなんのなんの。祈祷を1時間に1回にまとめてあることもあるだろうが、かなりの人の数。平日の1回でこの人数なら・・・と不謹慎な計算をし掛けたがやめて厳粛な儀式に臨んだ。
本厄の昨年は厄除けに自宅近くの神社に行ったのだが、今回はもう一つ西宮市にあるとても有名なところへ行った。
しかし、儀式が始まって驚いた。そう、とても驚いた。
入ってこられた方の頭髪はきれいに丸められており、手には数珠らしきものを持っておられる。え?頭のかぶりものは?あの白い紙のついた棒は?
儀式が始まるまで私は神社だと思っていたのだ。
こんな不謹慎な奴ですが、どうぞ厄を祓ってください、神様仏様。

ドラマ

「24」「プリズンブレイク」「グレイズアナトミー」「ホワイトハウス」「OC」「トゥルーコ-リング」・・・。アメリカのドラマは好きで観ているが、最近の日本のドラマはあまり観ていなかった。「白い巨塔」「華麗なる一族」「金八先生」は別にして。
昔はナカマサ系青春ドラマや、「傷だらけの天使」「探偵物語」「太陽にほえろ」「俺たちの旅」「ふぞろいの林檎たち」「北の国から」とよくTVドラマを観ていたなぁ。
昨年末で終わった「風のガーデン」にはデジタル放送の画面の美しさもあってハマってしまい、毎回のようにストーリー、映像の美しさに感動の涙を流した。
そして今は「ありふれた奇跡」。これがまたいい。何とも言えない力みのなさや非現実的に感じるが心地よいリズムの会話。たまらない。考えてみれば脚本は前者が「北の国から」後者が「ふぞろいの林檎たち」をお書きになった方だった。
すっかりドラマにハマっている私には逃避したい現実でもあるのだろうか・・・。

想像力

私は常々想像力を大切にしようと思っている。うまくできている自信は全くないが、そう思ってはいる。
1967年神戸に生まれた男であり、60歳になったことも女性になったこともない。身長が180cmを超えたこともないし教師になったことも看護師になったこともない。体重が50kg台だったことも20歳だったこともあるが2009年にはそうではない。
今日の15時から社内の勉強会に出席した。テーマは「ユニバーサルデザイン(UD)」。社内グループ活動の中の一つにUD推進グループがあり、そのメンバが社員への教育のために開いたもの。我々印刷会社が取り組めるUDについての知識を深め、お客様と共にUDを推進していけたらと思う。
想像力を高めることは人間力を高めることであると再認識した。

あけましておめでとうございます。

新しい年になりました。私自身は本厄を何とか切り抜け、後厄に突入いたしました。今年一年も健康に留意して過ごしたいと思います。
弊社は未曾有の世界的金融危機に大きく影響を受けたわけではありませんが、これだけ不況ムードが強く深くなると少なからず悪影響を受け、決していいと言える状況ではありません。
そんな状況下で昨年創業60周年を迎えましたが、これからはさらに周りの変化に対応し、変えるべきところは柔軟に、変えてはならないところは頑なに踏襲するという「変」「不変」のバランス感覚を大切にしていきたいと思います。
そして頻繁に現状分析、改善を行い社会的責任を果たし社会全体のお役に立ち、必要とされる会社にしていくことをあらためて誓います。
皆様のご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

年の瀬に

あまり年末という感じがしませんが、年末なのですね。
今年も色々楽しいことがありましたがやはり厄年、全体的にはよくない一年でした。
愚痴りたくありませんでしたので、普通に過ごしてきましたが、今年は私にとって最悪の一年でした。それもあと少しで終わろうとしています。本当に嬉しい限りです。来年はいい一年にしようと思っています。
皆様もよいお年をお迎えください。
明日・月曜日も出勤予定ですが、先ほどギックリ腰をやってしまいどうなるか分かりませんので少し早めにご挨拶を。
今年一年本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

2画

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少し前のことになるが実家でこの弁当箱をもらってきた。
アルマイトっていう素材なんだろうか、冬場は幼稚園のストーブの上で温めてもらっていたことを思い出す。
初恋のけいこちゃんのことや粘土で上手に乗り物を作っていたひろやす君のことも思い出す。
一緒に小学校に進んだのに一家心中でいなくなってしまったやすひろ君、僕が虫に詳しいことを自分のことのように小学校の先生に自慢してくれてたね。
急に寒くなって何故か会社に持ってきているこの弁当箱を手にとってみた。
胸なんだか目頭なんだか鼻の奥なんだかどこだかはっきりしないが、確かにどこかが熱くなった。
おさがりを嫌った私をおふくろはうまくゴマかしたんだな。
「し」に2画足して「け」にしてやがる。
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