当社社屋最上階(と言っても3階)に営業部がある。
3週間ほど前このフロアにいる51歳のおっさんが異常にゆっくり歩いていた。
2週間ほど前このフロアにいる42歳のおっさんが前かがみで歩いていた。
先週37歳のおっさんが眉間に皺を寄せて椅子から立ち上がっていた。
暑い日が続いているので熱中症にでもなったかと心配していたのだが、実は3人とも腰痛を発症していたのだ。今は3人とも病院での治療が効いたのかかなりよくなっているようだが、こうも続くと次は私の番ではないかと怯えながら生活している。
私も腰痛持ちなので彼らの辛さはよく分かる。しかし社内には腰痛以外に身体に不調箇所を抱える者もいるだろうし、その中には私が経験したことの無い痛みや辛さに耐えている者もいるだろう。想像力を働かせできる限りのフォローをしてあげなければならないと思う。
私が腰痛治療に行くと必ず言われることがある。
「体重は増えとるし、運動不足で腹筋・背筋が弱っとるから腰にはトルプルパンチや。腰がかわいそうやで。」
彼らも治療に行ってきっと同様のことを言われているだろう。
残暑厳しいが、スポーツの秋を間もなく迎える。運動をしなければ。
私はまず来月の健康診断に備えて体調を整えることにしよう。