7年前、灘区新在家の居酒屋のオヤジに重症の納豆嫌いを治してもらってから基本的に好き嫌いはなくなった。
パクチー(香菜・コリアンダー)だけは苦手だが、全くダメということでもない。何かのサナギとか幼虫だとか所謂ゲテモノは別としてやはり嫌いな食べ物はない。
では、好きな食べ物は何だろうと考えていたが、多過ぎて「これ」と言えるものがなかった。しかし先日ようやく「これ」と言えるものが見つかった。
これがあれば酒を飲まずに飯を食っても、飯にかけても、うどんを入れてもいいって食い物。これが私の一番の好物だ。これがあればさっさと帰宅したくなるくらい。
学生時代に東京のツレがうちに泊まりに来ていたときの夕食にこれが出たとき、そのツレは全て残さず食べ終えて部屋を移った後、「何だよ、あの白い汁。お前の母ちゃんは料理が上手だから何でも美味いけど、あの白い汁だけは悪いけど食えねぇ。」と。我慢して完食してくれたらしい。
具は鯨の皮がいいな。味噌は全く入れない方が好きだな。材料には小林春吉商店のものを使ってほしいな。
「お前の好物なんか興味ない!そんなんしらんっしらんっ!」という声が聞こえてきそうだが、書いてしまう。
今日はそいつがうちにあるので、まっすぐ帰るとするか!「お先に!」
にんにくは?
イブにまっすぐ帰宅したの?
えらい!! 今夜はいくぞ!
にんにくは嫌いではありませんよ。
親父が嫌いだったので食べれなかっただけです。
昨晩は・・・。
まっすぐ帰ったことにしておきましょう。
どうぞ、行ってらっしゃい!
今日はまっすぐ帰ります。明日もありますので。