2010年7月アーカイブ

勝負

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私は男らしい。どうやら男らしい。

私の買い物は男らしい。気に入った服は色違いを同時に買っちゃう。色違いどころか同じ色でも平気で買っちゃう。自分の目と感覚を信じて素早く買っちゃう。その際の基準は気持ちの良いこと。だから素材は漢字一字に限る。「綿」「麻」「毛」・・・。カタカナ素材は好きになれない。と言ってもオーガニックコットンとかアルパカなんていうカタカナは歓迎なのでそんな贈り物は決して拒まない。
靴ももちろん。履き心地のよい靴に出会うと製造中止になることを恐れて同じものを予備として買っちゃう。さすがにこの年になると靴のサイズが変わることはないと思っているので躊躇無く買っちゃう。最も多いものは3足ある。そのうち2足は新品のままだ。

どうだ?男らしいだろう?でもいつも同じ服装をしているように見えるだろうから完全な自己満足。

そんな私が先週の木曜日の午後から一昨日の19:00くらいまで体をくねらせ頭をかきむしりながら買うか買うまいか悩みに悩み、結論を出しては覆し、それをまた覆し、またまたそれを覆したりと乙女心のように激しく揺れ動いた。乙女心が揺れ動くかどうか知らないが。

週末からろくに眠れず、頭で考えに考え抜いて、気持ちに問うて火曜日の朝6:00に「よし、買おう!」と決断して出社。その決断を180°転換させたのはうちの幹部社員たちであったが、夕方にもう一度180°転換させて私の背中を押してくれたのも彼らだった。

電子書籍、小ロット多品種、大判インクジェットプリンタ、Web to Print・・・。分かっている。当然あらゆる情報発信手段を視野に入れて「印刷もできる印刷会社」をテーマに日々取り組んでいることは何も変わっていない。一切の悩みもブレもない。

設備投資のタイミングとしては最適。低金利で資金が調達できるし、ユーロ圏からの輸入機械だから円高によるメリットも享受できる。
それでも1億円を超える投資なのだから当然慎重になる。しかし当社にとって最大の武器になるであろうと思っていた機械の新古機が、オプション等も全く当社の希望通りの状態で突然出てきた。当然1台だけ。新台は2億円近くするのでこれはまたとないチャンス。これをまたとないチャンスと思う印刷会社は日本中にたくさんあるだろう。そんな中以前から私がこの機種が欲しいとメーカーの営業マンに言っていたので、一番に私に声を掛けてくれた。

高精細印刷、環境保護印刷とオフセット印刷の未来も確実にある。その未来に対する投資である。短い時間であったが真剣に現状と未来を考え導入に踏み切った。
人ともモノとも出会いを大切にしてきた我々であるから、この素晴らしい出会いに恵まれたと思う。そのため2台の機械とお別れということになるが、今まで頑張ってくれたことを労って送り出してあげたい。

我々が手に入れる機械の詳細は近日中にお知らせしたいと思っているが、最短時間で最高の結論を出したことをまず書きたかった。揺れる思いと強い思いを。

と、ここまで書いて読み返してみたが、いつにも増してリズム感の無い滅裂な文章だ。でもこれも今の感情を表していると自分を納得させ垂れ流し的に公開しちゃう。

じいさん、親父、伸也、とうとううちも菊全の4色機導入やで!しっかり見守っててや!

うちのエンジニアは新しいもの好きで色々すぐに試したがる奴。
そんな奴だからiPadを渡すとRubyだか何だかで変換プログラムを書いて、EPUB化をしたがる。
過去にもInDesignによる自動組版とかオンデマンド印刷機によるWeb to Printのテストもすぐに試したがって、技術的検証をしてはうまくいったと悦に入っている。

それはもちろんそれでいいのだが、その際に用いるデータが必ずと言っていいほど当駄ブログなのだ。ま、サンプルとして用いるのにクレームが付かないという点では適当であると言えるが、私としては恥ずかしい限り。

でも今回、自分の書いたものをiBookとしてページをめくるのは面白くもある。書いた記憶を失っているものを読むのは何だか新鮮。

しかし自分が書いたものをiPadで読む姿は人には見せられない。

今日は親父の誕生日。生きてたら75歳か・・・。

私が高校生の時喫煙が見つかり学校に呼び出された時も来てくれた。先生の前では私をきつく叱ったけど、自宅謹慎処分を言い渡されて帰る車の中で「煙草なんか見つからんように吸え!」とロングピースを手渡してくれた。
もちろん100%違法であり全く許される話ではないが、時効?被疑者死亡?

今日は手元にロングピースがある。久しぶりに墓参しようと思っていたが、時間的に無理になったので、会社にある写真の前に供えておいた。

なんだか今頃強烈に寂しくなった。

的中

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アルゼンチン・ブラジルによる南米同士の決勝戦、プロキオンステークスでのナムラタイタンの圧勝、大相撲名古屋場所開催中止、なんだかんだ言っても受け皿無しによる民主党の議席維持・・・。

ことごとく予想を外す私。

社業の方向性だけは外さない私。

今、当社では恒例になったインターンシップ生の受け入れ期間中である。
高校2年生の3人が印刷工場で一所懸命紙をさばいている姿は大変微笑ましい。その姿を見ながら26年も前になってしまった自分の高校2年生のときを思い起こしてみたが、毎日一所懸命遊び呆けていた姿しか浮かんでこなかった。

棚に上げるとはあまりいい意味では使わない。
でもある程度棚に上げてモノを言わないと劣化の一途を辿るのではないかと思うことがある。

私の会社の管理職の者たちは献身的に仕事に取り組んでいる。しかし、部下の管理・指導・教育ということに及第点を与えられる者は少ない。
大企業のように評価・教育を専門とする部署もないし、管理職になる前に然るべき研修期間を与えている余裕も無いので無理もないと思うのだが、根本には人に対する甘さがあるのではないかと思っている。優しさではなく甘さなのだ。

自分ができないことを部下に要求できないのであれば、部下がその上司を超えるのは非常に難しいのではないだろうか。人間的にどうであれ、仕事においては自分の理想を部下に追い求める部分があってもいいのではないかと思う。自分にできなかったこと、やっておくべきであったことに気付いた先輩が後輩にそれを要求して何が悪いのだろう。自分のミスを繰り返させず正しい道を指し示すことは決して棚に上げてモノをいうことではない。

自分にできないこと・できなかったことを部下・後輩に要求できないとすれば、通算本塁打16本の荒川博さんは世界の本塁打王王貞治さんにモノを言ってはいけなかったか?W杯でプレイしたことのない岡田武史監督は選手を指導してはいけなかったか?淀の3000mを3分台で走ることのできない武豊はディープインパクトにムチを入れてはいけなかったか?ちょっと例えが極端で偏り過ぎか・・・。

自分のできなかったことを愛情持って教えることはいけないことか?
自分の過ちを繰り返させないことは間違っていることなのか?

インターンシップはたったの5日間であるが、学ぶことの意味や色々な経験をする理由について考えるきっかけになってくれればと願う。
自分が高校2年生だったときのことは棚に上げて。

昨日、参議院議員選挙の期日前投票に行ってきた。これが本当にスムーズに行えるストレスの無いシステムで気に入っている。住所・氏名・生年月日等で本人確認さえできれば特に持参するものは無い。本当に時間が掛からず楽で良い。投票する候補・政党が決まっていれば期日前投票をお勧めする。投票日に何があるか分からないし・・・。

参議院議員選挙の投票率は2004年が56.57%、2007年が58.64%と推移している。果たして今回はどれくらいの投票率になるのだろうか。
と、ここまで書いたら昨年の夏の総選挙前にも何か書いたような気がして読み返してみた。
やはり私は投票率が高くなって欲しいようだ。
因みに衆議院議員総選挙の投票率は2003年が59.86%、2005年が67.51%、2009年が69.28%となっている。

で、その次に書いたことはM-1の決勝に進んで欲しいコンビについてであった。この中で私の希望通り決勝まで進んだのは「ハライチ」だけ。今年はその他のコンビにも頑張って欲しいなぁ。特に「かまいたち」に期待!

参議院議員選挙からM-1という流れがよく分からない・・・。なんだかなぁ。

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