は?武部がボランティア?柄じゃない!
ごもっとも。武部とボランティアは相当遠いところにある。間違いない。
そもそも牛タンに誘われてのこのこ仙台へ行くことからこの話は始まる。
尊敬する仙台の同業の社長から牛タンを食いに仙台に来いと。その際阪神淡路大震災の経験を少し話せとのこと。気軽に引き受けると東北地区の印刷業界のイベントの特別講演会。しかも90分。これには困った。しかし引き受けてしまったし東北の皆さんに直接会える機会、久しぶりに仙台に行かせてもらおうと思った。
同時に支援している学生ボランティアがその時期に現地入りしているので、合流して一緒に活動させてもらおうという感じ。
しかも学生たちは5月に既に一度気仙沼入りしていてボランティアセンターの方々との関係も築いているし、街の様子や宿泊する公会堂のことも下見済み。つまりお膳立てしてもらい私でも邪魔にならないことを確認してもらっていたので大変行きやすい状態にあったのである。
ただもともと人の役に立ちたいという思いもあったし、16年前には随分心配していただき、物心に渡り励ましていただいた。そのことへの恩返しもしたいと思っていたし、動けるうちに動きたい。また「やる」「やらない」で悩んだら「やる」をとろうと常に思っているので、今回の行動は実はそれほど意外なことではない。
やっぱり行ってよかった。
子どもたち・お年寄り・仮設住宅で暮らす方々と直接触れ合うこともできたし、現地で活動されている方々の生の声を聞くこともできたので、神戸からでも役立てる可能性を感じられた。
またチャンスを作って現地へ行きたいと思う。
子どもたちの笑顔、街の人々の力強さに触れ、勇気を共有したい。
どう?やっぱりらしくない?
でも、私でもこう感じるのだからあなたならもっと・・・。
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