今日は親父の命日。
親父もおふくろも、そして二人の兄貴もあの世から僕を見てるんだろうなぁ。
見てるはず。知らんけど。
楽しい人生を送っていて、それほど寂しさは感じないけど、やっぱりたまには寂しがってみようと思う。
親父とはよく一緒に酒を飲んだ。
よく色々な話をした。
でも仕事を一緒にするようになったのに、仕事の話はそれほどしなかった。
親父は今の僕の年齢より上になってから、新しいソフトウェアの講習を受けた。
別の講習を受けていた僕の横で受けていた。
子どもに教えるような口調の講師から教わっていた。
後に屈辱的だったと言っていた。
いつまでも学ぶ姿勢が大切であると、身をもって教えてくれていたのかもしれない。
線香代わりのタバコに火をつける時、口の中に広がる不快感。
ベビースモーカーだったことが信じられない。
今から約15年前に喫煙を休止したが、それまではセブンスターを愛し、一日に二箱以上吸っていた。
親父が愛し続けたのはロングピースだった。
親父のことを書く時の一人称は「僕」でよい気がしている。
親父に会いたくなった。
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