はやぶさ

と言っても東京・西鹿児島間を走っていた特急列車ではない。
夢・希望の中、あらゆることを想定して立てられた緻密な計画を経て地球を旅立ったに違いない。
しかしその後考えられないような問題に遭遇し、挫折しそうな困難な状況を不屈の精神で乗り越え、さらに何度も訪れる不測の事態にも諦めず知識・知恵・経験で理性的・論理的に克服し、とうとう地球への帰還を果たした。
詳しく知らないがそういうことらしい。
本体はその役割を終え、成果をカプセルに託し大気圏に突入する際美しく燃え尽きた。
様々な問題を克服した本体は、その使命を果たし次代へのメッセージをカプセルに託し、それを見届けるように燃え尽きた。
天命を全うし美しく燃え尽きたのだ。
オーストラリア上空の美しい光の帯の映像を見てとてつもない感動に震えた。

コメント

  1. kazubon より:

    今朝、神戸新聞の「正平調」の記事にも「はやぶさ」のことを書いてありました。
    私も朝から「じーん」と来ました。
    鬱陶しい梅雨の時期にスカッとする話。
    このブログを読んで、また「じーん」。

  2. kenbo より:

    与えられた使命が何か分かっていませんので、燃え尽きるまで何事にも一所懸命でありたいものです。

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