24

と言ってもアメリカの人気ドラマシリーズではない。
今日は私の甥の誕生日である。
24年前の今日は確か月曜日。2限目の英語の授業、出席の返事だけして廊下側の足元にあった通風のために設けられた小窓から抜け出し、赤ん坊を見るために病院へ向かったことを思い出す。何ができる訳でもないが身近に生まれた初めての赤ん坊に興奮していたのだろう。
あれから24年。今の自分の姿は全く想像できていなかったが、確かに24年という月日が経った。本当に色々あったが悪くはないと思っている。
今でも抜け出した授業を担当されていた先生のお名前を仕事上拝見する機会がある。その度に気付いてらっしゃったことと思うが、特に咎めることがなかった先生の優しさに心を痛める。ま、当然単位はいただけなかったが・・・。
誕生日は皆に祝ってもらうだけではなく、産んでくれた母親に感謝すべきだと思っているが、私の甥は同じように思っていると思う。
勤務先に近い寮を出て、早朝に出なくてはならないのに実家から通っているのも、短い間に夫・義父・娘と立て続けに失った彼の母親を思ってのことだろう。そんな彼であるから今日のこの日に感謝の気持ちを強く持っていることは間違いない。きっと言葉にしてはいないだろうが。
今日はうちの社員の誕生日でもある。彼には最近強く生活指導を行っているが、なかなか改善されない上に、次から次へと新たな問題点が湧き出してくる。今日を新たな自分を作り出すきっかけにしてもらいたいと願いながら彼の誕生日も祝いたい。
こう書けば若手社員のことのようであるが、彼は私よりも2つ年上。今日は彼の45回目の誕生日である。何だかなぁ。

コメント

  1. 社の三女 より:

    もう甥っ子さんは、24なんですね!心やさしい素敵な男性に成長されたようで、頼もしさを感じます。甥っ子さん、お誕生日おめでとう!(遅いね;)初めての身近な赤ちゃん。私も姉の子を病院まで見に行ったときのことを思い出します。そして、刻々と私のお腹も大きく、そして、確かな存在を体感する毎日です。。。

  2. kenbo より:

    順調そうで安心しました。
    元気な赤ちゃんが生まれるよう祈っています。
    ほんと楽しみだね。
    頑張って!

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