74期末に

今日は当社創業者である祖父の34回目の命日。
8月決算の当社にとって期末の報告も含めて毎年ここに立つ。
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今期は大変厳しいものとなった。
原材料・各種資材・消耗品・光熱費等の高騰を製品価格に上手に反映できなかったことが最も大きな要因である。
長く続くデフレが多くの人々を幸せにしていないことは明確である。
低価格の製品を作るために、国内の雇用状況は悪化し、ここ30年の日本人の平均所得はほぼ変わっていないという状態。
適正品質・適正価格・適正所得。
良いモノ作りで経済発展を遂げたこの国は、もう一度全てを見直さなければならないのではないだろうか。
ほんの少しだけ涼しく感じる墓前で考えた。

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