今日は当社先代社長である兄貴の命日。
ちょうど20年が経った。
あの時の兄貴より15も歳上になったが、今でも5つ上に兄貴がいるような感覚がある。
2004年5月2日は晴れて暑い日だった。
イングランディーレが天皇賞を逃げ切り、21時から「オレンジデイズ」が放送されていた日。
たしかあれは兄貴があの世に行った翌年のじいさんの命日。
一人墓参を終えて墓前から離れようとした時、背中の方から「頑張れよ」という兄貴の声が聞こえた。
しばらく動けなかった。涙が溢れた。
私が社長と呼ばれるようになって20年も経ったということ。
20年も。
親父は15年、兄貴は半年。